忍者ブログ
自分が読んだ漫画の記録です。昔読んだものから最近のものまで、少しずつ揃えるつもりです。 コメント、トラックバック、お気軽にどうぞ。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
最新コメント
[08/11 黒きオーラ]
[04/13 黒きオーラ]
[01/04 黒きオーラ]
[08/04 黒きオーラ]
[07/19 黒きオーラ]
プロフィール
HN:
S. K.
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1986/04/15
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
時計
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

柚子森さん 江島絵理 小学館 既刊1巻



いわゆる「おねロリ」に属する漫画。高校2年生の女子みみかが、落とした財布を一緒に探してくれた「柚子森さん」という小学4年生の少女に得も言われぬ感情を抱き、惹かれていくという物語である。柚子森さんの一挙手一投足にドキドキし、一言一言に心を奪われるみみかの気持ちを、時にコミカルに、時にシリアスに描き出すバランスが、本作が持つ良い味わいだと思う。

7歳下の女の子に対して、なぜか敬語で話しかけ、時にリードもされてしまうみみか。そして、クールな行動の中に、かわいさや相手をドキドキさせる要素をたくさん持った柚子森さん。2人のやり取りに心奪われる読者は多いであろう。
PR
咲いたコスモス コスモス咲いた 帯屋ミドリ 小学館 既刊1巻



受験物が結構好きな性格ゆえ、そして懐かしの三角関数のゴロに惹かれ、注目していた作品である。「無防備系ヤエバ女子×秀才男子、大学受験青春コメディー!! 」という紹介文を掲げている。要は主人公の男の子、田村君のことが好きで、勉強を教わりたがる女子、三島さんが、自分の魅力に気付かず無防備に魅力を振りまくというストーリーである。セクシーな三島さんだが、変にお色気系に寄るわけでもない絶妙な可愛さを持っているところが、ヒロインとしての魅力だと思う。

どうも作者は理系学部に進学した過去もあるようで、たまに出てくる受験ネタ(主に数学と理科の分野から)も面白く、きちんと受験漫画としても読める。単行本は「ひとやすみ」という書下ろしページが充実していて楽しい。

さて、三島さんに気を取られている田村君の学習は進んでいるのかと気になったところで、模試の結果が発覚! 志望校の東京大学の判定がCまで落ち込んでしまったようだ… (C判定でも十分すごいと思うが)落ち込む田村君の行方も気になるが、それは2巻まで待たねばならない。
たーたん 西炯子 小学館 既刊1巻



フラワーコミックスからの発売ではあるが、連載は青年誌の作品。現在43歳の上田敦は、全く冴えない28歳童貞という状態で、刑務所に入る友人から鈴という娘を預かる。それから15年、宅配ドライバーの仕事を続けながら、必死に子育てをしてきた敦だった。しかし、鈴は出生の秘密を知らないまま育ってきて、翌年には刑務所から出てくる実の父に引き取られる予定である。近い将来、いや今すぐにでも娘に事実を話さなければならない敦であったが、話を切り出す勇気もタイミングもないまま、日々を過ごしているのだった。そんな父娘の物語である。

本質的には重いテーマを扱った話であるが、気の優しい敦としっかり者の鈴というバランスが取れた親子だからこそ生まれる、爽やかで時に笑ってしまうやり取りが魅力的な作品である。敦は思春期の(しかもかわいい)娘を持ち、心配が絶えず、子育ての難しさを実感しているところだが、娘は、まっすぐいい子に育っている。クラスの中で弱い立場にいる生徒の味方になったり、憎まれ口をたたきながらも、心の底では父親のことが大好きだったり。

いつかは通り抜けなければならない、鈴が真実を知る時はいつになるのか。その時のお互いの選択が気になるところだが、今はまだ、2人の他愛もない親子関係を見ていたい気もする。
重版出来! 松田奈緒子 小学館 既刊8巻



4月から7月まで放送していたドラマをきっかけに、一気に大人買いしてしまった1巻から7巻。ドラマ放映が終了してから初の単行本が発売された。ドラマでは、当時発売されていた単行本7巻の後に続く部分をまとめた、素晴らしい最終回が作られた。実際のところ、ドラマはオリジナル展開を多く取り入れた最終回になっていたのだなと思った。作者があとがきで述べているように、ドラマはドラマで作者も漠然としか気付いていなかったキャラの特徴や作品の魅力を存分に引き出していたと、つくづく感じる。

第8巻はというと、ドラマの最終回で大事な役割を果たした異色の漫画家、中田伯を中心にしたストーリー展開だ。これまでの苦しみを乗り越え、わずかな希望を見出そうとする彼の生き方が滲み出てくるような漫画作品『ピーブ遷移』の魅力が徐々に世の中に受け入れられ、ついには発売前重版という、新人としては驚異的な実績を作ることになる。漫画版の中田君にも、いよいよ世の中に認められる瞬間が訪れた。発売日以降の動きは、9巻以降に続く。


■過去の記事■
『重版出来!(1)~(7)』
重版出来! 松田奈緒子 小学館 既刊7巻



以前から、「このマンガがすごい!」をはじめとした様々なメディアで取り上げられ、注目されていた作品で、存在は知っていたものの、読まずにいた。4月からドラマ化され、ドラマの内容に一気に引き込まれ、今更ながらも大人買いしてしまった。

大学時代は体育大学で柔道に打ち込み、オリンピック出場の候補者にまで選ばれていた黒沢心は、試合中に負ってしまった大けがをきっかけに、柔道の道は断念。漫画編集の道を志望する。20社不合格の末に興都館から内定をもらい、漫画雑誌「週刊バイブス」編集部に配属される。初めこそ、女性かつ異色の経歴ゆえに周囲からの不安もささやかれていたが、そんな不安はあっという間に払拭し、まっすぐさと仕事への熱意、驚異のコミュニケーション力を武器に、心は素晴らしい編集者へと成長していく。本作は、そんな心を中心に、編集部の面々や漫画家といった「週刊バイブス」を支える個性派集団、さらには営業や書店員、表紙デザイン、グラビア写真の加工、内容の校閲といった漫画を裏側で支える人々の仕事や人生まで描き出す骨太な仕事漫画だ。

各エピソードで取り上げられる1人1人の思想や仕事への取組みを丁寧に描いているのが何よりの魅力である。例えば、心と好対照をなす編集者の安井だ。売り上げ至上主義、残業しない主義を貫く安井の姿勢の背景には、雑誌休刊という大事件があったのだ。彼の姿勢は、売れる漫画を作り、雑誌を守り、かつ家庭を円満に保つためには必要なことであるいうことがよくわかる、屈指のエピソードである。他にも、会社の皆の努力で地味な良作「タンポポ鉄道」の一大ブームが起きる物語や、天才的な新人作家、中田伯と、ベテランアシスタント沼田渡の、まるでモーツァルトとサリエリを彷彿させる物語など、名場面は尽きることがない。最近は、主人公の心が黒子に徹して、裏方の職業をクローズアップする展開も多い。

このような作品の魅力はドラマでも存分に活かされていて、ドラマ版では原作のエピソードを独自に組み合わせたりオリジナルの場面を入れたりすることで、むしろ原作以上に盛り上がる部分もあり、脚本の構成が素晴らしいなと思う。キャストも、うまく探してきたなと思えるハマリ役が多い。巷では視聴率が不調と言われているのが残念。
テラモリ iko 小学館 既刊3巻



高給アルバイトに惹かれて、スーツになど何の興味もないのにスーツ店でアルバイトを始めた女子大生、高宮陽が、バイトに対しても高いレベルを要求する副店長に鍛えられながら、人間的に成長を遂げていく物語の第3巻。

徐々に仕事やスーツの奥深さに触れることで、仕事にも真剣に取り組み始めていく陽。しかし、副店長からシャツに関する知識をテストすると言われても、その膨大な情報量に圧倒され、勉強しなかったことが原因で、副店長に見限られてしまう。さらに、試験前に仕事を減らしてもらいたいと言うことができず、忙しい生活に追われ続けているうちに、無理がたたって脚立から転落してしまう。

物語が動き出すのは、ここからであった。副店長は、売り上げを気にしてアルバイトに対しても過度な要求をしてきた自分自身のやり方を振り返り、自分を責める。だが、店に復帰した陽は、以前課されていたテストに合格したいと頼み込み、見事に副店長の要求以上にシャツに関する知識を披露する。合格した陽の満面の笑みを見た副店長に、いよいよ恋心が芽生えていく。そんなところで3巻は終わる。

ラブコメの「ラブ」成分がいよいよ盛り上がりそうな気配も感じさせる流れになってきた。いわゆるお仕事ラブコメとして分類されるであろう本作。しかし、3巻を読んでいて、重要な社会問題について考えずにはいられなかった。それは、ブラックバイトである。およそ学業との両立を無視した過度な要求とスケジュールに耐えようと頑張る陽の姿は、まさにブラックバイトに勤しむ世の大学生を映しているように思えてならない。大変で責任の大きな仕事を通して成長していく喜びと、バイトとしては過度な仕事を要求される理不尽さは紙一重というか、本人のとらえ方次第な部分もあるので、本当に難しい。実際、中央店にヘルプで来る大橋や、陽の大学の友人は、バイトとしてそこまで頑張るべきかという疑問を投げかける。働くとは何か。そんなことまで考えさせられる漫画としても読めてしまう。

☆過去の記事☆
『テラモリ(1)(2)』
爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!! こしたてつひろ 小学館 既刊1巻



かつてコロコロコミックに熱中した年代の読者を対象とした「コロコロアニキ」の目玉作品。やはり、第2次ミニ四駆ブームの火つけ役として、この漫画を外すことはできないであろう。本作は、大人へと成長した豪のもとに、彼を「父ちゃん」と呼ぶ謎の少年、翼がやって来たのをきっかけに、かつてのミニ四駆レーサーである豪、烈がミニ四駆に熱中していた熱い日々を回想していく物語だ。

烈が留学とともにミニ四駆を辞めることを決意したエピソード、ライバルの大神学園のレーサー達が奪われたミニ四駆を取り戻そうと奮闘するエピソードなど、当時の熱い思いが蘇ってくるような、心躍る物語が待っている。

ミニ四駆の大会、ジャパンカップに中学生以上の大人も参加できるようになり、かつてのレーサー達の復帰に向けて、ミニ四駆業界は動き出している。本作が第3次ブームを牽引するかどうか、見守りたい。
コロコロ創刊伝説 のむらしんぼ 小学館 既刊1巻



創刊から40年の時が経とうとしている「コロコロコミック」にデビュー作を掲載し、その後もコロコロ一筋に漫画家として活躍してきた、のむらしんぼ氏。しかし、世の移り変わりは早く、漫画の好みの変遷、バブル経済の崩壊とともに、右肩上がりの時代は終わり、氏が気が付いた時には家族は去り、借金に追われる生活になっていた。お得意のギャグをひっさげて、出版社に原稿を持ち込むも、編集者からは「古い」と一蹴される始末だった。どうにも行き先を見つけられずにいた作者のもとに飛び込んだのが、初代編集長の訃報であった。悲しみに打ちひしがれる作者が、ふと思い出したのが、原稿を持ち込んだ時に編集者から言われた、「のむらさんにしか描けないものを」という言葉だった。自分にしか描けないものを描こうと決心した作者による、コロコロコミック誕生物語。

コロコロコミック創刊の裏にあった、編集者たちの熱い思いや、雑誌を支えた漫画家たちの物語は、どれも心揺さぶるエピソードに満ちていて、これまで誰も描かなかった物語として再発見されるに相応しいものだと思う。仕事の厳しさ、仲間とともに頑張り、支え合うことの尊さを教えてくれる。特に、若手漫画家が編集部の一室に集まって互いに助け合って作品を仕上げていく光景は、今ではおそらく失われてしまったものであろう。

そして何より、随所で語られる、作品裏話や作者の人間性に迫るエピソードが、本作を面白くしている。コロコロに携わった人々の感動的な物語と、作者の現在や過去を自虐的に述べた部分とが表裏一体となって、本作を構成しているのだ。一度はどん底を味わった作者だからこそ描ける歴史があるのだなと思う。1人の人間が本書を買うことで、どこまで作者の借金返済に貢献できるのかわからないが、作者渾身の作品として、買って読む価値はある。
テラモリ iko 小学館 既刊2巻



作者自身も自虐的に指摘しているが、「テラモリ」とは、タイトルから想像される食べ物漫画のイメージとは真逆を行く、アパレル業界を扱ったコメディータッチの漫画である。舞台はスーツ販売店の「テーラー森」(略して「テラモリ」)中央店。ヲタク女子大生の高宮陽は、紳士服の知識はゼロの上に接客に不安を覚えるほどの人物だったが、時給の高さに目が眩み、テーラー森中央店でのアルバイトに応募し、採用される。個性的で優しい同僚に囲まれ、ドS副店長の平尾に指導されつつ、高宮は成長していくのだった。

一応「サンデー」の作品だよなと目を疑うような、少女漫画に出てくるようなイケメン達が多く登場する漫画である。それに加えて、コメディー要素の強い部分だけを見ていると、軽いノリの漫画にも思えるが、中身は実は本格派である。作者自身が紳士服店でのアルバイト経験があり、それに加えて取材もしているようである。知っているようで知らないスーツの世界の奥深さ、高宮が仕事に求められる厳しさを学び成長していく過程が随所に盛り込まれており、スーツを見る目が変わり、同時に働く元気が湧いてくる物語である。

スパイスとして入っている恋愛要素と紳士服の豆知識は両立が難しい部分もあろうが、両方がうまく織り交ざった時には他の漫画では描き切れない面白さが生まれるのではないかと期待している。
神のみぞ知るセカイ 若木民喜 小学館 全26巻



女神に導かれ、桂馬は10年前に戻る。そこで生きる気力を失くした少女を救うという任務に当たるが、過去に戻った理由はそれだけではなく、桂馬はもっと大きな使命を持っていたのだ。それはすなわち、過去の世界をあるべき形にし、これまでヒロイン達を攻略することで守ってきた世界につながる礎を築くということであった。

いよいよ物語は最終章へ。旧地獄の勢力であるヴィンテージを制圧したかと思った桂馬であったが、それはあくまで、サテュロスという親玉の手下に過ぎなかった。ヒロインの攻略によって平和を守るという未来を実現するために、桂馬は再び旧地獄勢力との戦いに挑む。

最終章は、おまけの物語といえばそうかもしれないが、進むごとになるほどと思うような伏線回収がなされ、作者が考えていた設定のほぼすべてを見ることができたと思うと大満足感だ。最後は桂馬がこれまでのヒロイン攻略を振り返り、自分にとって、そして彼女達にとって最良の世界とは何かを考えて行動する、まさに桂馬が神となって「神のみぞ知るセカイ」の結末を選択する物語だ。

これまで関わってきた人々の思いが結集したラストは、思わず涙腺が緩む展開。ハーレムエンドを目指さず、ある1人の女の子を選択する桂馬、報われない運命を知りながら桂馬の最大の理解者として表に裏に活躍した天理、桂馬との本当の家族という道を選択したエルシィ… 温かい思いが詰まった結末で、ここまで読んできて良かったと素直に思えた。


☆過去の記事☆
『神のみぞ知るセカイ(1)~(6)』
『神のみぞ知るセカイ(7)』
『神のみぞ知るセカイ(8)』
『神のみぞ知るセカイ(9)』
『神のみぞ知るセカイ(10)』
『神のみぞ知るセカイ(11)~(15)』
『神のみぞ知るセカイ(16)~(20)』
≪ Back  │HOME│

[1] [2] [3] [4]

Copyright c 漫画日記。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]