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自分が読んだ漫画の記録です。昔読んだものから最近のものまで、少しずつ揃えるつもりです。 コメント、トラックバック、お気軽にどうぞ。
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紅井さんは今日も詰んでる。 原作:尾高純一  作画:野田大輔 スクウェア・エニックス 既刊1巻



世間から「天才美人棋士」と呼ばれる高校1年生の紅井小馬は、奨励会1級に属し、日々鍛錬を怠らない。しかし、そのように世間がもてはやす彼女の裏は、将棋以外のすべてが残念系女子という性格だった。彼女は、「将棋以外、したら負け」という精神をモットーに、将棋という好きなこと以外したくないから棋士を目指すというびっくり思考を持った女子だったのだ。そんな紅井さんは、密かに想いを寄せる新任国語教師、只野の根城、国語科準備室に入り浸り、残念系女子を発動しては怒られ、呆れられ、たまに励まされながら、今日も大好きな将棋を究める。

『勤しめ!仁岡先生』の作者、尾高純一の新作ということで、楽しみに待っていた作品。今度は原作者としての関わり方で、作画の方は青年誌的な絵が描ける方に任せている。振り回され系の教師、只野と傍若無人に振る舞うが先生のことが大好きな紅井さんの掛け合いは、「仁岡先生」を彷彿とさせる面白さだ。それに加えて、只野先生のことが好きな紅井さんのツンデレな言動に萌えるというのが、本作の楽しみ方。将棋を知らなくてもまったく問題ない内容で、それでいて将棋の戦法やちょっとした豆知識も知ることができる、おいしさも兼ね備えている。
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