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自分が読んだ漫画の記録です。昔読んだものから最近のものまで、少しずつ揃えるつもりです。 コメント、トラックバック、お気軽にどうぞ。
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1986/04/15
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青春フォーゲット!  岬下部せすな 双葉社 既刊1巻



奈月太陽は、高校入学の初日、同じ学校に通う少女にひと目惚れし、勢いで告白する。しかも結果はOKであった。 しかし、その少女、日向こかげは「毎日楽しい思いをさせる」という条件を太陽に突きつける。なぜなら、彼女の記憶は、特別なことがない限り通常24時間経つとリセットされてしまうからであった。かくして、太陽が自らの存在を彼女の記憶に刻むために奮闘する日々が始まった。

いわゆる順向性健忘の症状を持った美少女とのラブコメ。熱さゆえにKYなところがある太陽と、クールで驚異的な身体能力を誇るこかげのやり取りは、コメディに相応しく、楽しく読み進められる。そもそも、表紙で主人公の顔が隠されてしまっている時点で、主人公の存在がすなわちギャグになり得ることがわかる(ちなみに、カバーを取ると、そのことについて太陽がツッコミを入れる絵を見ることができる)。

作者は『S線上のテナ』も手掛けた岬下部せすなということがあり、本作には『S線上のテナ』の登場人物を髣髴とさせる設定が多々ある。例えば、太陽が料理上手で完璧に家事をこなす姿は響恭介の姿と重なり、クールで人と関わることが苦手なこかげの性格はアルンを想起させる。

この話、ラブコメの裏には記憶障害に苦しむこかげの姿がある。彼女のクールで人を避ける行動は、相手との思い出を自分が忘れてしまい、人を傷付けることを避けるためのものだった。彼女に前向きに生きてほしいと願う太陽は、ひなたの心を開くことができるのか。

日向こかげという人物は、人に冷たい態度を取る一方で、他人の熱い言動に心打たれたり、かわいいものを愛でたりする二面性を持っている。今まで必死になって「木陰」の部分で生きてきた彼女が、「日なた」の面に目覚める過程が、この物語の大きなテーマになるであろう。そして、彼女が内に秘めた「日なた」としての面を発揮することで、人を照らす「太陽」の役割を担う主人公、奈月太陽自身も変化していくことであろう。彼の名前に隠された、誰かに照らされて輝く「月」という文字がそれを表している。
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