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神のみぞ知るセカイ 若木民喜 小学館 既刊15巻



今年、本作は4冊の単行本を世に出すことになった。11巻で檜編は完結し、女神探しの新章に突入したと言えるだろう。それに連動し、11巻以降の表紙は女性キャラになっている。

周囲の期待を重圧に感じ、心を痛めるヒロイン、檜の姿は作者の過去の姿に重なり、作者の中では最も重い攻略編になったという。自分を見失い、ほとんど人間の形を失ってしまう檜と、必死に心の穴を埋めようとする妹の楠と桂馬の姿が印象的であった。周囲の期待にこそ、自分の存在意義を見出せることもあろうが、重なる期待が重荷に感じられることもある。人間の生きる源泉とは何であろうか。

さて、物語はその後、かねてから話題になっていた女神探しに突入する。女神とは一体何者なのか、なぜこれまで桂馬が攻略したヒロインが、桂馬への好意を捨てられずにいるのかが、徐々に明らかになってくる。新地獄に対抗する旧地獄の復活を望む者の動きが本格化する中、桂馬は過去のヒロインを再び攻略し、ヒロインの中に隠れた女神の力を借りようと決意する。

かのんや栞といった、初期のヒロイン達も重要なキーパーソンとなり、前から読んできた読者にとっては 嬉しい展開かもしれない。また、桂馬とある意味最も近い理想を掲げていながらも、攻略編では案外あっさりとした扱われ方になっていた九条月夜も、今後は出番も増えることであろう。女神探しはこれまでのヒロイン攻略という要素に加え、謎解きの要素もある。当初からこのような展開が考えられていたのかは不明だが、これまでとは明らかに異なる展開に、続きが気になって単行本の発売を待ち焦がれていた。

アニメの勢いを失わぬまま、今後も息の長い連載作になって欲しいと思う。


☆過去の記事☆
『神のみぞ知るセカイ(1)~(6)』
『神のみぞ知るセカイ(7)』
『神のみぞ知るセカイ(8)』
『神のみぞ知るセカイ(9)』
『神のみぞ知るセカイ(10)』
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