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自分が読んだ漫画の記録です。昔読んだものから最近のものまで、少しずつ揃えるつもりです。 コメント、トラックバック、お気軽にどうぞ。
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GOSICK 原作:桜庭一樹 作画:天乃咲哉 キャラクター原案:武田日向 富士見書房 既刊4巻



舞台は1924年のヨーロッパ、架空の小国ソヴュール王国。その王国の領土内、アルプス山脈沿いにあるのが、聖マルグリット学園。学園の図書館で、極東の国からの留学生、九城一弥は少女ヴィクトリカと出会う。彼女は、退屈しのぎに謎を解くのが好きである。一弥がヴィクトリカに振り回されつつも、共に冒険して絆を深めていくというミステリー。
原作は、人気のライトノベル。現在は、新たに一般向けの装丁にした文庫が続々刊行されている作品。2巻の途中から4巻の序盤までが、原作の第1作に当たる長編で、その他の部分が短編という構成。

原作の世界がよく描かれている作品。アルプス山脈沿いの自然、都会の街並み、学園の敷地、人々の服装など。絵も綺麗。また、この作品を魅力的なものにしている存在、ヴィクトリカも描写も良い。時に冷酷なまでに無表情で、時に子どものようにはしゃぎ、時に顔を赤らめる姿が、とても愛らしく表現されている。
この作品、一見ゴスロリ的な要素がありつつも、非常に重い要素を提示するという部分も持っているのが特徴。例えば、4巻で終結を迎える長編では、各国出身の子どもの殺し合いを用いた大々的な予言が重要な鍵になるなど、内容的には残酷な部分がある。第一次世界大戦の解説が、若干弱く、テーマの重さが活きてこないと言えなくもない。もちろん、これは読者層を考えると仕方ないことかもしれないが。微笑ましい短編の方が、漫画向きかもしれないと思ってしまう。特に、4巻の短編は、微笑ましいストーリーが多く、和む。
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