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自分が読んだ漫画の記録です。昔読んだものから最近のものまで、少しずつ揃えるつもりです。 コメント、トラックバック、お気軽にどうぞ。
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魔女の心臓 matoba スクウェア・エニックス 既刊2巻



妹から心臓を奪われ、不死の体となった魔女、ミカが、妹を探し、しゃべるランタンのルミエールとともに心臓を取り戻そうと旅を続ける物語。旅の途中で出会う人々との交流は、生と死の意味を問う。

美しい背景と可愛らしい作画の人物によって描かれる物語だが、物語の根底にあるのは、生と死の意味についての問いかけである。ミカが手にしているのは、不老不死の身体であり、同時に終わらせることもできない命である。いつか終わってしまう儚さを持っているからこそ、輝きを得られるのが命だとすれば、ミカの命は残酷なまでに輝きを失っているとも言える。また、自らは死ななくても、いつまでも年をとらず、命果てることがなければ、有限の命を持った人間達と長く関わることはできない。だから、魔女は転々と居場所を移し、旅をする宿命を背負っている。

そんな彼女と対比的に描かれるのが、物語中で出会う人々だ。2巻でミカが出会うのは、人間の生き血を得ることで同じく永遠の生を約束された人魚と若き次期司教、人狼に恋焦がれる人間の少女、自らの故郷を捨てたいと望むスラム街に暮らす少女だ。それぞれ、永遠の命、異なる者同士の共生、同じ場所に留まることの幸せと不幸が描かれるわけだが、これらのテーマは、やはり不死の体で旅をする魔女と対照的に描かれるゆえに、大きな感動を呼ぶ。

2巻の後半では、時間が巻き戻り、ルミエールとミカの出会いが描かれる。続きは3巻ということで、3巻の発売が楽しみだ。


★過去の記事★
『魔女の心臓(1)』
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漫画 うんちく書店 室井まさね メディアファクトリー新書



神出鬼没の男、雲竹雄三(読みは「うんちく ゆうぞう」)。彼はその名の通り、本に関する薀蓄を語り、去っていく。内容は、本のスリップやバーコードの謎から、書店の棚作り、印刷技術の歴史や各文学賞、本にまつわるギネス記録に至るまで、様々である。身近な謎が解けて「なるほど」と思うこともあれば、マニアックな知識に唸らされることもある、充実の内容だ。

エンターテインメント性を重視した新書を目指すのが、メディアファクトリー新書の特徴であるだけに、新書の形態をした漫画まで発行されている。漫画ゆえの読みやすさに加えて、作中で何回か登場してくる若い男女のカップルや、妻の雲竹優子とのやり取りなど、物語性もあって面白い。参考文献の数からして、この漫画を仕上げるに当たって、作者は相当数の文献を紐解いたと思われる。数多くの薀蓄は、思わず他人に話したくなるものばかりだ。

棚作りに工夫を凝らそうと燃えたり、芥川賞や直木賞といった文学賞に振り回されたりと、あまり知られることのない書店員の苦労まで描かれている。これらの事情を知るだけで、書店を訪れたときの視点が変わる。思わず、本の置き方、並べ方に関する裏事情を考えてしまいそうだ。また、万引きについて、刑事罰の側面や書店の収益の面から具体的なデータを提示し、誠実に語った第9話は心に残る。

「これを扱ったら日本一」と言えそうな書店名を挙げていく第8話など、実際に書店に出掛けたくなる情報も豊富だ。本書は、いわゆる「リアル書店」が存続の危機に晒されている時代に、書店の意味を問いかける役割も果たしている。読後には、書を求め町に出ようという気持ちになった。
ローゼンメイデン PEACH-PIT 集英社 既刊9巻



新しい作画と物語構成でアニメがスタートした本作。原作は、いよいよ大詰めというところだ。雪華綺晶のまやかしの世界の中をあちらこちらと動きまわっては、時に再び同じ地点に戻ってを繰り返していたドール達だったが、"まかなかった"ジュンの協力もあり、一同はついに雪華綺晶のアジトへと潜入する。

9巻の見せ場は、何と言っても水銀燈の心情の変化だ。これまで孤高を貫き、「私達は絶望するために生まれてきた」という考えのもと、アリスゲームで互いに戦い潰し合うことに迷いを感じなかった水銀燈だったが、蒼星石からローザミズティカを受け入れることで、アリスゲームへの姿勢を変化させる。「至高の少女」であるアリスになるために課された使命を独自に解釈して行き着いたところは、真紅の考えるアリスゲームとも重なる部分が大きかった。

人形は年月を経ても決して変わることはなく、マスターである人間達だけが、時の流れとともに心を変化させ、やがては人形のことを忘れ去っていく。これが、真紅や翠星石達の考えるドールとマスターの関係であった。しかし、彼女達も心の奥では、人間の心によって人形の心もまた動かされていくことを実感していた。それに対して、雪華綺晶は、柿崎めぐが指摘した通りで、自分のことを心から慕ってくれるマスターに出会えないという不幸を抱え続けていた。無機の器に縛られ続ける真紅や水銀燈が、心の部分で力をもらっているのに対して、器に縛られずに心を糧とする雪華綺晶が心に渇望するというのは、何という皮肉であろうか。

表紙のあらすじ紹介によれば、アリスゲームは最終局面へ突入する模様。2桁の大台を迎える「カタカナローゼンメイデン」も、ついに終盤戦か。


◇過去の記事◇
『ローゼンメイデン (1)(2)(3)』
『ローゼンメイデン (4)』
『ローゼンメイデン (5)』
『ローゼンメイデン (6)』
『ローゼンメイデン (7)(8)』
こどものじかん 私屋カヲル 双葉社 全13巻



6年生に進級したりん達。林間学校、三者面談、卒業制作と、行事が終わり、別れの時は刻一刻と迫っていた。そして迎えた卒業式。生徒は学校を巣立ち、教員はゴール地点に到達し、また新たなスタート地点を見据える。8年にわたる連載を経た本作は、ついに最終回を迎えた。

本作は、過激な描写が話題になったが、その一方で、「子どもとは?」「大人とは?」といった真剣な問いを意識させ、教育の意義、教師の意味について絶えず問いかけてきた秀作だった。時に、正解が1つではない問題が次々と提示される、シリアスな展開も魅力的だった。

林間学校や卒業式では名言を刻み、周囲の心を揺さぶるまでになった青木先生、青木先生への恋慕を乗り越え、自らの適性を鑑みてスクールカウンセラーの道を目指し始めた宝院先生、愛情に恵まれなかった子ども時代を過ごした不安と向き合い、子を産み、与える立場へと1歩踏み出した白井先生、白井先生をどこまでも愛し、支え続ける小矢島先生。学年の枠を超えて双葉小学校の生徒のために動き続けてくれる先生に囲まれ、双葉小の生徒達は幸せだと思う。

青木先生への愛を貫き通し、自分の心の闇と戦い続けたりんちゃん、白井先生の親友となり、卒業式では青木先生と抱き合って喜ぶ姿が印象的だった黒ちゃん、母親との関係に悩みつつ、これからもしっかりと向き合っていこうと決意する美々ちゃん、そして、真の保護者として成長したレイジ。1歩踏み出す勇気を得た皆に、励まされた。

登場人物達が刻む1コマ1コマが、心に響いてくる。やはり、教育は育てる者と育てられる者とが互いに関わりあって成長していく営みであるのだな。そういえば、高校生の時、育児は「育自」でもあると習ったことをふと思い出した。

教育との関連では、常に避けられがちな性という問題に対しても真っ向に立ち向かった点も、この作品の注目に値すべきこと。その姿勢は、青木先生が校長室に呼ばれた際に語った内容、そして、最終話で描かれたりんとのその後のエピソードでも貫かれている。

連載開始時に小学校3年生だったりん達も、来春には高校生だ。その時間の流れを上手く活かし、高校生になったりん達のその後を描くというアイデアには感嘆すると同時に、作品が世に出てからの時の経過を感じた。作中でレイジが語った、子どもが成長するということは、その成長を見守ってきた人にとっても、それだけの時間が流れたということを意味するのだという台詞の重みがひしひしと伝わる。

語りたいことはたくさんあるのに、うまく言葉を紡げないもどかしさを感じつつ、最後はこのような素晴らしい作品を世に出会わせてくれた作者に感謝の意を表して締めくくりたい。私屋先生、ありがとうございました!


※過去の記事※
『こどものじかん(1)(2)(3)』
『こどものじかん(4)(5)(6)』
『こどものじかん(7)(8)』
ムジカ かかし朝浩 幻冬舎 既刊1巻



舞台は、1830年ドイツ連邦ザクセン王国。後に有名な音楽家として名を刻むことになるシューマンは、大学を辞めてまでして、ピアニストのヴィーク先生に師事することに決める。そして、シューマンはヴィークの娘、クララと出会う。完全無欠な演奏技術を誇りながらも、シューマンの心を揺さぶることができないクララ。シューマンは、クララに音楽を楽しむことの大切さを教え、クララはシューマンに演奏技術を指導し、互いは徐々に才能を開花させていく。

19世紀のドイツを舞台にした、音楽家達の青春物語。氷のような心を持った才女に、楽天的な男性が関わっていき、本当の意味でのプロに仕立て上げていくという物語の構成は、それほど珍しいものではないが、当時の社会の描写が丁寧で、作品の魅力を高めている。

天才音楽家、メンデルスゾーンとの音楽対決のような、少年漫画的な展開もあり、クララの内に眠る音楽をシューマンが開花させていくという少女漫画的なシーンもあり、男女問わず幅広く楽しめる内容になっているのではないだろうか。

コミックスには、「ダヴィッド同盟 豆知識集」という、当時の時代背景に関する解説や、設定のこぼれ話を収録したコラムがあり、その内容も面白い。クラシック音楽や当時のヨーロッパの歴史に疎い人であっても十分楽しめる。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 谷川ニコ スクウェア・エニックス 既刊4巻



アニメ放送が地域によってはスタートした、通称「ワタモテ」。ぼっちでかつ異性にモテない喪女、黒木智子(もこっち)を主人公に据えた異色の作品は、今人気を博している。4巻で取り上げられるのは、秋から冬にかけてのエピソード。すなわち、「リア充」とは程遠い高校生活の1年目が終わろうとしていることを示している。

どんなイベントも、もこっちの手にかかれば寂しさと切なさを増すもので、周囲の人間を見下して生きてきた彼女にとってもダメージは大きい。キャバ嬢に憧れて夜の歌舞伎町を歩く話や、クラス会に参加しようにも居場所が見つからず、結局1人で遊び歩く話など、これまで以上にもこっちが「ぼっち」であることを強く訴えかけるエピソードが多く感じられた。また、数少ない友人の1人であるゆうちゃんとの距離も、確実に離れつつあると認識させられる話もちらほら…この話はどこまでも切ないなあと思ってしまう。

そんなもこっちに朗報となるのか、2年生の4月からは、同じ高校に弟が入学して来ることになりそうだ。弟にとっては災難そのものなのだが、密かなるイケメンキャラ(性格も含む)である弟が、いざという時に救いの手を差し延べてくれる、微笑ましいエピソードもあるのではないかと、微かな期待を抱いている。

アニメが始まり、作品の知名度が上がることはあっても、クラス内でもこっちの知名度や地位が上がることは、きっとないだろう。それでも、数多の人々が、もこっちのことを応援していることだろう。挫けるな、もこっち!


◇過去の記事◇
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1)』
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2)』
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(3)』
Doubt! 天乃咲哉 アスキー・メディアワークス 既刊2巻



父親から、借金返済と引き換えに隠し子である自らの妹を探すように頼まれ、突如高校への入学が決まった17歳の神埼イチル。これまでなかなか遭遇すらできなかった3人目の候補、立花彪との接触を求め、学校中に爆弾を仕掛けた犯人探しに奮闘する。その他、水木真魚とのデート、藤堂飛鳥とのマルチ商法に関わるやり取りから、他の2人の候補とも急速に仲を深めていくのだった。そして、今回は新キャラとなる従妹の神埼廻が登場。ますます賑やかになる第2巻。

3人目の候補と初めての接触があった第2巻。父親を追ってやって来たという立花彪だったが、詳細は謎。結局、接触が少ないまま彼女との駆け引きはお預けになってしまった。イチルに一旦は心を開いたように見えたのだが、父親の話になると急に態度を変える彪。その謎の解明にはもうしばらくかかりそうだ。

一方、イチルは他の2人とは着実に距離を縮めていく。皆の前では王子を演じているのに、イチルの前では臆病な子どものように振る舞う真魚に、マルチ商法から母親を救ってもらうことで、ますますイチルを心の支えとしていく飛鳥。しかし、従妹の廻は忠告する。イチルが関わることで、妹探しの事実など何も知らない彼女達が辿ることになる悲しい運命を憂えて。彼女達の中では、すでにイチルが大きな位置を占めているが、それはイチルが妹探しという目的のために、心理分析を駆使して心の隙間にうまく入り込んだからに過ぎない。身内にはあくまで冷徹な自分を貫き通すと宣言するイチルだが、彼の内面には明らかに変化が生じている。妹候補達の幸せと自らの使命の間に挟まれることになるイチルのこれからにも注目していきたい。


◇過去の記事◇
『Doubt! (1)』
それでも世界は美しい 椎名橙 白泉社 既刊4巻



太陽の王国に嫁いだニケと、王国の少年王、リビが紡ぐ物語は、ついに第4巻に達した。ニケの母国、雨の公国の現国王であるニケの祖母の謀略により、2人の仲は引き裂かれそうになる。しかし、お互いがお互いを必要とする想いは強く、その気持ちは雨の公国の家族に伝わった。これにて、雨の公国の試練は幕を下ろす。そして、次は世界五大国の中で最も気性が荒く、関係を維持するのが難しいとされる砂の皇国との物語が始まる。

試練を与えられるたびに互いへの愛を深めていく2人。ニケが祖母の気持ちを理解しつつも、リビと過ごす人生以外考えられないと決意し、処罰でも何でも受け入れようと覚悟する場面は、雨の公国編屈指の名場面。ニケは、以前感じた、今までにない感情が、すなわちリビへの愛情であると気付き、これまで以上にリビへの愛おしさを実感する。リビの言葉、「お前のときめきなんか俺の周回遅れだ」が胸に響く。そんなニケの気持ちが本物であると理解した祖母が、国を去るニケを、心からの温かい想いを込めた雨降らしの歌で見送る終幕が印象的だった。

隙間の「だれとく裏設定」や、巻末のおまけ漫画「概ね世界は美しい」など、サービスが充実しているのが、本作の売り。これらの企画が好評であるため、今後も続けていくそうだ。特に巻末の4コマが非常に良い味を出していて、個人的にはとても好きだ。

●過去の記事●
『それでも世界は美しい(1)』
『それでも世界は美しい(2)』
『それでも世界は美しい(3)』
回転る賢者のシュライブヴァーレ 星屑七号 スクウェア・エニックス 既刊1巻



平凡に生きることを選択してきた中学3年生、一之瀬七梨は、ペン回しだけが唯一の取り柄だった。そんな七梨がいつも通りペンを回しているところに現れたのは、才ある者の文具に宿るという精霊、アイゼンブルーメ。名は、「品格と優美のカトレア」。その精霊と契約すれば、どんな願いも叶えてもらえるが、それと引き換えに残酷で孤独な死を迎えることになるという。さして特別な願いのない七梨は、命と引き換えにしてまで夢を叶える気はなかった。しかし、幼い頃に抱いていた、他人の力になれる人になりたいという夢を思い出した七梨は、精霊との契約に踏み切る。憧れの自分に向かって一歩を踏み出した七梨だったが、精霊と契約を交わした者が向き合うべき現実は、決して生易しくはなかった。少女と文具の精霊が紡ぐ物語に待っているのは、希望か絶望か。

どんな願いも叶える契約、そしてそれに伴う犠牲という設定は、「魔法少女まどか☆マギカ」などでも見られる、今日の王道設定とも言えるかもしれない。また、契約者同士の戦いがある点も、共通点である。別の契約者から文具を奪って破壊すれば、その力を吸収できるため、欲深い契約者は、自らの能力と幸運を強化しようとして別の契約者の文具を狙う。アイゼンブルーメとの契約は、敵との戦いを余儀なくされる、リスクを伴う行為だったのだ。七梨のように、ただ「他人の役に立ちたい」と願うだけでは人間として甘いのだろうか。また、個人の幸福を実現するには、他人の幸福を奪うまでしないといけないのであろうか。本作が抱える重いテーマである。

本質的に抱えている重いテーマと対照的とも言える可愛らしい作画、そして作品のテーマを象徴するような迫力のあるバトルシーンが本作の売りであると思う。契約者としての運命を背負うことで、徐々に懸命に生き、周囲に本気でぶつかることを覚えていく七梨の姿にも勇気付けられる。
いまさらノストラダムス 善内美景 メディアファクトリー 既刊1巻



父親のリストラを防ぐために、なぜか大豪邸で謎のバイトを引き受けることになった高校生、日暮海月。豪邸の執事、右近に案内されて向かった先にいたのは、何と20世紀の終わりに世界が滅亡すると予言し、世間を騒がせたノストラダムスだった。彼は大々的に予言を外して以来、世間の冷たい目に耐えられず、自宅に引きこもっていたのだった。海月の役割は、ノストラダムスの現実嫌いを治すこと。ここに、過去の偉人と現代の高校生の2人の奇妙な友情物語が始まる。

タイトルの通り、まさに「今更」感が満点の人物を登場人物にした驚きの作品。しかも、ツッコミどころは満載である。ノストラダムスは存命で、しかもイケメンの美青年であるし(何歳だ、そして年をとらないのか?)、海月の父親は突如理由不明のリストラ宣告を受けている(無視して不当解雇で訴えればおそらく勝つ)。まあ、それはさておき、アイデア自体は面白く、ノストラダムスの現実嫌いな残念イケメンぶりも笑える。

ノストラダムスは、現実に対してとことん悲観的な見方をする。高校生の制服を見ただけで、個性を封印し、異質な者を排除する教室内の空気を連想して憂いたり、コンビニの袋を目撃しただけで、便利さと引き換えに没個性を強いているとコンビニを批判したり、ネガティブネタが耐えない。身の回りのものを悲観的に捉えて嘆く姿は、まるで絶望先生だ。このネガティブぶりが、本作の面白さを支える大事な要素だ。加えて、ノストラダムスが着ているTシャツのデザインが、「やってられるか」「【急募】夏休み」など、日本語のプリントが基本で笑える。

ノストラダムスはもちろん、執事の右近や左近、海月の友人の浦川など、美男子が多い作品で、女性向けの雰囲気ではあるが、内容的には男女どちらでも楽しめる。
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